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お墓の値段はどう決まるの?
同じ石でも、等級によって単価がかなり変わります。墓石の価格は、大きく分けると(墓石本体価格・文字彫刻費・設置工事費)です。この合計が墓石価格となります。
あと、花立のステンレスの中入などの墓石備品や消費税を加算します。
よくチラシなどで「文字彫刻費・設置工事費サービス」などと表示されている場合がありますが、墓石本体価格に(文字、工事費)を最初に上乗せして、「この石は、高級な石です。」と表現する場合が多いようです。これでは正確な金額とは、言えないでしょう。
同じ大きさの墓石でも使用する石材のランク(等級)で本体価格は、かなり変わります。もちろん文字彫刻加工、設置工事の仕方によっても価格は違ってきます。
見積書を石材店からもらっても、合計価格の安さだけで決めるのは、避けた方が良いと思います。よく中身を吟味し、あなたが納得しなければいけません。
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お墓の値段
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本体価格・文字彫刻費・設備工事費・墓石備品を合計した金額が、お墓の値段になります。 |
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本体価格
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文字彫刻費
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設置工事費
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墓石備品
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石 種
サイズ
形
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彫刻の量
彫り方
特殊加工
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+
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墓石の大きさ
現場の場所
その他工事
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+
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使用備品
数量
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石材の種類と等級で価格はどう違うの?
原石を採石しても全てお墓に使用出来るわけではありません。石種によっても違いは、ありますが採石した石の中のわずか10分の1程度しか墓石には使用出来ません。その中の原石から、2〜5段階ぐらいで等級が付きます。石質にはあまり変わりは無いのですが、見た目と単価は大きく変わってきます。特に等級により単価が大きく変わる代表的な石種としては、広島県では、愛媛県大島産(大島石・伊予石)香川県庵治町産(庵治石)などが上げられるでしょう。
一つのお墓は、いくつかの部品で出来ています。部品別に石の等級を変えることで、一つの墓石の価格が変わってきます。よくあるのが、仏石、上台、供物台などを上質な等級を使用し、下台、敷石などにランクの低い等級の石を使用する、と言った具合です。
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ある石材店の見積事例 |
石種:大島石 サイズ:9寸 形式:広島型3重台 |
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墓石全部:大島石特級で制作した場合 |
本体価格 1,734,000円
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左のように部品別に等級変更で制作した場合 |
本体価格 1,209,000円
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※部品の等級を変更することで、このような価格差が出ます。 |
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形の違いで費用はどう変わるの?
一般的に、お墓のサイズを現すのに仏石の横幅の大きさを(寸)で現します。
よく8寸の墓とか、9寸の墓などと言いますが、同じ9寸の墓石でも形やデザインにより、大きさがかなり異なるため、同じ石種(等級)であっても価格は大きく変わってきます。また、線香立や、墓誌板などの付属品が付いている場合と無い場合、これも当然、価格が変わってきます。
3重台
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4重台(角布団付)
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1,300,500円
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1,382,400円
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5重台(上下蓮華付)
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3重台(土台付)
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3重台(納骨堂付)
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1,596,200円
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1,646,100円
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1,852,200円
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